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受験に対して少し前向きになってきました。
夏休みが終わって
9月末から10月頭くらいにかけて
2学期中間テストがありましたが
その直前くらいからですかね、
中学3年生の子たちが
明らかに受験から
目をそらすようになっていました。
夏休みはよく頑張っていたのですが
秋になって受験が近付いてくると
いろいろと思うところも
出てくるのでしょうね。
授業も身が入っておらず
自習に来る日数も時間も
めっきり減ってしまって
どうしたものかと悩みました(-_-;)
そういうときに
「こんな時期に何逃げてんねん!
後悔したくなかったら勉強せんかい!」
って強く言うタイプの指導者もいるでしょうし
場合によっては
それも効果があるかもしれません。
でもそれっておそらく
すでに自分の中で受験の意味や
目指すべきところ、するべきことが
はっきりとわかっている子たちで
自分の弱さや甘えが出てしまっている
状態の子には効くかもしれませんが
桜教室に来ている子どもたちは
勉強が苦手な子どもたちで
できれば受験なんてしたくないし
何で受験するかっていえば
「周りがみんなそうだから」
くらいの認識なんですよね。
もちろん、今の中3生が
みんながみんなそうではありません。
しっかり目標をみすえて
頑張れている子もいます。
ただ、子どもたちの話を聞くとどうやら
“自分は受験全体で見たときに
すでに他より劣っている”という
コンプレックスがあるように
思えて仕方がありませんでした。
「友だちは豊中高校(大阪北部の進学校)に
合格するために頑張っているのに自分は
この高校を目指して勉強するのは恥ずかしい」
と言うのです。
高いレベルで戦っている人たちがいて
そこから外れたところで自分が
頑張る意味が見いだせないと。
確かにその感覚は理解できます。
特に身近にそういうレベルで
頑張っている友だちがいるなら
なおさら強く感じるかもしれませんね。
桜教室の子どもたちは
だいたい偏差値35から
40後半くらいの学力です。
今まで学校のテストでも何でも
勉強で他と比べれば劣っているのは
事実ではありますし
それで嫌な思いをしてきたことも
また事実です。
それがいざ受験だからといって
すぐさま戦いに前向きになれというほうが
無理な話なんだろうなと思います。
だからこの2か月間
子どもたちをよく見て話を聞いて
一人ひとりが受験に対して
どういう感覚で、どんな思いで
いるのかということを確認し
受験する意味や価値、今やこれからの自分に
どんな影響があるのかということを
できるだけ僕のような
大人側の意見や都合を押し付けないよう
気を付けながら話し合いをしました。
僕は勉強が苦手な子どもたちと
たくさん接してきて
子どもたちの思いや感覚を
理解できるように努めていますが
やはりどうしても実体験が無い分
こういうときには難しいものがあります。
頭では理解していても
どこか完全に消化しきれていない感が
出てしまうような気がするんですよね。
こういう難しい局面は
僕にとっても大事な経験です。
中学3年生それぞれとの話し合いは
なかなかに難航していましたが
なんとかようやく
子どもたちが少し前向きに
受験を捉えられるようになりました。
時期的にはギリギリですし
間に合うかどうはわかりませんが
後悔したところで
時間は帰ってきませんから
まずは受験を前向きに考えて
自分にできることを
しっかりやりきることが
何よりも大切だと思います。
他人と比べてどうかではなく
子どもたちにはぜひ
自分の弱さや甘さと向き合い
乗りこえていってほしいです。
そうして受験を終えることが
できたときは、きっと一回り
成長しているはずですから(^-^)
9月末から10月頭くらいにかけて
2学期中間テストがありましたが
その直前くらいからですかね、
中学3年生の子たちが
明らかに受験から
目をそらすようになっていました。
夏休みはよく頑張っていたのですが
秋になって受験が近付いてくると
いろいろと思うところも
出てくるのでしょうね。
授業も身が入っておらず
自習に来る日数も時間も
めっきり減ってしまって
どうしたものかと悩みました(-_-;)
そういうときに
「こんな時期に何逃げてんねん!
後悔したくなかったら勉強せんかい!」
って強く言うタイプの指導者もいるでしょうし
場合によっては
それも効果があるかもしれません。
でもそれっておそらく
すでに自分の中で受験の意味や
目指すべきところ、するべきことが
はっきりとわかっている子たちで
自分の弱さや甘えが出てしまっている
状態の子には効くかもしれませんが
桜教室に来ている子どもたちは
勉強が苦手な子どもたちで
できれば受験なんてしたくないし
何で受験するかっていえば
「周りがみんなそうだから」
くらいの認識なんですよね。
もちろん、今の中3生が
みんながみんなそうではありません。
しっかり目標をみすえて
頑張れている子もいます。
ただ、子どもたちの話を聞くとどうやら
“自分は受験全体で見たときに
すでに他より劣っている”という
コンプレックスがあるように
思えて仕方がありませんでした。
「友だちは豊中高校(大阪北部の進学校)に
合格するために頑張っているのに自分は
この高校を目指して勉強するのは恥ずかしい」
と言うのです。
高いレベルで戦っている人たちがいて
そこから外れたところで自分が
頑張る意味が見いだせないと。
確かにその感覚は理解できます。
特に身近にそういうレベルで
頑張っている友だちがいるなら
なおさら強く感じるかもしれませんね。
桜教室の子どもたちは
だいたい偏差値35から
40後半くらいの学力です。
今まで学校のテストでも何でも
勉強で他と比べれば劣っているのは
事実ではありますし
それで嫌な思いをしてきたことも
また事実です。
それがいざ受験だからといって
すぐさま戦いに前向きになれというほうが
無理な話なんだろうなと思います。
だからこの2か月間
子どもたちをよく見て話を聞いて
一人ひとりが受験に対して
どういう感覚で、どんな思いで
いるのかということを確認し
受験する意味や価値、今やこれからの自分に
どんな影響があるのかということを
できるだけ僕のような
大人側の意見や都合を押し付けないよう
気を付けながら話し合いをしました。
僕は勉強が苦手な子どもたちと
たくさん接してきて
子どもたちの思いや感覚を
理解できるように努めていますが
やはりどうしても実体験が無い分
こういうときには難しいものがあります。
頭では理解していても
どこか完全に消化しきれていない感が
出てしまうような気がするんですよね。
こういう難しい局面は
僕にとっても大事な経験です。
中学3年生それぞれとの話し合いは
なかなかに難航していましたが
なんとかようやく
子どもたちが少し前向きに
受験を捉えられるようになりました。
時期的にはギリギリですし
間に合うかどうはわかりませんが
後悔したところで
時間は帰ってきませんから
まずは受験を前向きに考えて
自分にできることを
しっかりやりきることが
何よりも大切だと思います。
他人と比べてどうかではなく
子どもたちにはぜひ
自分の弱さや甘さと向き合い
乗りこえていってほしいです。
そうして受験を終えることが
できたときは、きっと一回り
成長しているはずですから(^-^)