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「遅くまでやっている子ほど頑張っている」は本当か?
本教室のスタイルは、勉強時間を膨大に確保することができるため
月間で最大およそ80時間も塾にこもることが可能です。
もちろん、今現在も限りなく80時間に近い時間数を
教室内で過ごしている子がいます。
もし、私が中学生のときに
ひと月に80時間も塾に通うスケジュールがあれば
塾長、または自分の親に対して
気が触れていると思っていたことでしょう。
今いる生徒たちは
勉強をしに塾に通っているため、もちろん褒められるべきだと思います。
では、長時間塾にいる子=頑張っている子 で
短時間のみ来ている子=頑張っていない子 なのでしょうか?
私はその限りではないと断言します。
やはり本質は、時間という量で計るのではなく
内容という質で見てあげるべきだと思うのです。
極端な例ですが、例えば
英単語100語を覚えればクリアという課題があったとします。
また、覚えたり集中したりといった個人の能力は
AさんもBさんも同じだと仮定します。
Aさんは1時間でガッと集中して100語をクリアし帰宅
Bさんはなかなか身が入らず3時間かけてクリア
この場合、時間基準で評価した場合
1時間で帰った子 と 3時間頑張った子
になります。
これでは"集中して頑張る"ことのメリットが少なくなりますよね。
これは大人の世界でも同じことが起きていると思いませんか?
時給労働では、頑張って早く終わらせればその分給料は入らないですよね。
反対に、残業すればするほど明細には大きな額面が振り込まれます。
これは私の個人的な意見ですが
やはり今後、時給労働は
AIにとって代わられる業界だと思うので
今後の未来を生き抜く若者には
ぜひ成果報酬の業界に就くことを推奨したいです。
そのような未来で活躍するためにも、
内容÷時間を常に意識し
無駄な時間をなくすことや
集中して生産性をあげることに注力して欲しいと願っています。
もちろん、長時間勉強することを否定しているわけではありません。
東大受験生は一日平均10時間以上勉強している子も少なくないといいます。
集中力を保ち、生産性の高い勉強を、
長時間続けるというのは
稀有な才能、
努力の天才だと思います。
私の意見としては
遅くまで勉強している(残業)=頑張っている
というのは、少し旧式の考え方なのではないかということです。
課せられたノルマ(宿題や仕事)を
最小限の時間で終わらせ、
その後の時間を有効活用している人の方が
褒められるべきではないかと私は思っています。
皆さんは、どう思いますか?