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【合格できる】受験生の特徴
受験勉強も大詰めの冬休みを迎えました。
「合格できるかな。。。大丈夫かな。。。」
と不安で仕方がない受験生のキミへ。
そんなキミにこの記事を読んで欲しい。
今回は、【合格できる】受験生の特徴
というテーマで記事を書きました。
この特徴の一つひとつを自分に当てはめてみてください。
すべて当てはまっているなら、そのまま継続して受験勉強を
当てはまっていないなら、とりあえず真似をしてみるだけで
あなたも合格できる受験生の仲間入り確定です。
すべての受験生の努力が報われますように。
それでは、早速見ていきましょう!
【合格できる】受験生の特徴
①生活リズムが安定している
まさかとは思いますが、
冬休みや土日など学校がない日に昼過ぎまで寝ていたり
ゲームやLINEなどのチャットアプリで毎晩夜更かしをしているという
受験生はいませんよね?
そのような受験生は「受かる・受からない」の土俵に立てていないので、
本当に危機感を持ってください。
かえって、睡眠時間を削って勉強に勤しむ生徒も毎年数名いますが、
それも実はあまり効率の良い方法とは言えません。
確かに、普段の学校の定期テストなどは、
一夜漬けでなんとかそれなりの点数を取れてきたかもしれませんが
試験範囲が膨大な量になる受験本番においては、
短時間で詰め込んだ知識量でどうにかなるほど、甘くはありません。
慢性的な睡眠不足は
脳のパフォーマンス低下に直接的につながるという
科学的根拠も究明されていますし、
睡眠不足で勉強効率0.5で12時間勉強するよりも、
バッチリ睡眠をとって勉強効率1.0で8時間勉強した方が遥かに効率的です。
多少の個人差はありますが、
もし睡眠時間を削って勉強時間を確保しようとしているのであれば
今すぐ改善して、一日7時間以上の睡眠をとるようにしましょう。
②1冊の問題集を完璧に仕上げている
勉強するにあたって、あれもこれもと色々な問題集に手をつけている受験生を多く見かけますが
それではいつまで経っても勉強ができるようにはなりません。
そもそも、問題集に取り組むということには「2段階」ある
ということを覚えておいてください。
・・・・・・・・↓重要↓・・・・・・・・・
問題集に取り組むということには「2段階」ある
まず、1段階目は、問題集に載っている一通り全ての問題を解きます。
この時、「わからない問題は解法を覚えてしまう」
という気持ちで割り切って次へ次へと進めてください。
そもそも一冊を終わらせずに違う問題集に手をつけてみたり
「なぜこの発想になるのかわからない」と
一つの問題にこだわり続けて全く進まないという人がいますが
1段階目は「できる問題とできない問題の仕分け作業」です。
この段階では、ほとんど記憶に定着する学習ではありませんので
勉強ができるようになる(学力が上がる)ということはありませんので
とにかく効率重視でテンポよくどんどん進め、
出来るだけ早く1周目を終わらせるようにしてください。
1周目に問題演習している間は必ず、
・間違った問題
・解説を見て理解した問題(友達や先生に聞いた問題も含む)
・自信なく解答したが、たまたま正解した問題
に印をつけておくようにしてください。
丸や三角やバツ、または赤・青・緑のように色分けをして、
どのような種類の失点だったのかを自己分析できるとよりGOODです。
わかりやすく工夫しておくのも、次に進む2段階目において
かなり効果的ですので試してみてください。
そして、一通り全ての問題を解き終わったら、満を持して2段階目に進みます。
この段階では、1周目に上記の理由で印をつけた問題のみに取り組んでください。
目的は1周目に解答や解説を見てわかったつもりになっている問題を
実際に自分の力で解き切れるかをチェックすることにあります。
100%の自信で解き切れたらその問題はクリア(印を消してOK)
再度間違ってしまったり、まだ理解が微妙だなと感じた場合は
その問題の印を残しておいて、次に印のある問題に進んでください。
この方法で、できなかった問題をわかる問題に変えていく作業が
問題集を使った勉強の本意であり、本当の意味での勉強であり
成績や学力、偏差値を上げる絶対的な方法です。
この2周目は1周目よりも遥かに効率的に問題集を進められますし
意外にも、あれ?なんでこの問題できなかったんだろうと
非常に簡単に感じたりすることが本当にたくさんあります。
わからなかった問題がわかるようになっている時の快感は
脳からアドレナリンを有り余るほど放出してくれるので
まるでRPGゲームで自身がレベルアップしているような感覚になり
私もこの段階が勉強していて一番楽しいと感じる瞬間です。
この段階がようやくあなたの成績アップに直結する勉強になりますので、
そもそもこの段階に取り組まずして勉強した気になっているのであれば
はっきり言って勉強した気になっているだけですので、
今すぐ問題演習の取り組み方(勉強の仕方)について見直しをしてください。
③基礎・基本を大切にしている
国語の漢字問題や文法事項
数学の公式・計算問題
英語の英単語、理科社会の用語 など
各教科の基本と言われている部分が
まだいまいち定着していないと感じている受験生がいれば
今すぐ全神経・全時間を注いで完璧にしてください。
そもそも、受験に合格するための王道戦略は
「応用問題を解けるようにする」ではなく、
『基礎問題を絶対に落とさない』です。
応用問題も基礎問題も大きく配点は変わりませんし、
この難問が解ければプラス100点、といったボーナス加点もありません。
誰よりも基礎基本を徹底し、
正確に確実に基礎問題をとりこぼさず攻略することが
最短&最速で得点力をUPさせる鍵になります。
④ひとりで自習している時間がある
受験勉強の大原則は『自学自習』です。
塾や予備校の授業をたくさんとっているからといって、
今日も疲れた〜とたくさん勉強した気になっているのは非常に危険です。
超一流講師の授業を何時間も受けることよりも、
独学で一冊の問題集を上記の方法で完成させる方が
圧倒的に成績はあがります↑↑↑
実際に偏差値が高い高校では、内職(授業内容とは違う勉強をすること)を
黙認されている先生も多いですし、東大生へのアンケート結果でも
『授業中は先生の授業を聞かずに問題集を解いていた』という声を非常に多く集められますので、
最終的には自分で判断していただくことになりますが、学校の授業中に内職することは反対しません。
※あくまでも自己責任で判断してください。塾として内職をオススメしているわけではありません。
ひとまず、学校や塾の授業を聞いているだけでは絶対に成績があがらず
自分の力で問題集をやり遂げられて初めて、遥かに成績が上げる
ということを忘れないようにしましょう。
④『過去問』を正しく使っている
過去問を本番直前までもったいぶって手をつけずに
結局ギリギリにまで過去問をとかない受験生は大勢います。
ズバリ、『過去問はもったいぶらずにできるだけ早めに着手しましょう』
まだ一度も手をつけていないという受験生や受験まで1年以上ある
という方々は、ひとまず最新年度の過去問を時間制限通りに解いてください。
そうすることで、例えば英語の過去問演習をするだけでも、
・長文の文章が全く読めないから単語力を強化しよう
・文章は読めるけど時間が足りないから普段から時間を意識して勉強しよう
といった具合に、今勉強していることが実際にどのような形式で出題されるのか
志望校の問題レベルと今の自分の学力がどれくらい離れているのかなど
今後の勉強の方向性や計画がどんどん磨かれていきますので
過去問はできるだけ早めに手をつけて普段の勉強に役立ててください。
また、過去問演習するにあたり
「2022年の英語は70点だった、2021年の英語は55点だった」と
ただ各回の点数を出して一喜一憂しているだけの受験生は非常に多いですが
その過去問演習にはなんの意味もありません。
過去問演習も先述した問題演習と同様、最低でも3周して
『過去問』の中からどこを出題されても完璧に答えられる
という状態を作って初めて『過去問演習』と呼ぶことができます。
⑤努力の基準が高い
自分では一生懸命勉強しているつもりでも
トップ層から見たらまだまだ勉強しているに入らない受験生は大勢います。
よく生徒同士の会話で「勉強してない」という割にあの子は点数が高いという声を聞きますが
それは単純に勉強しているということの基準が違うからということになります。
仮にあなたが土日に8時間勉強したとしましょう。
そのとき、以下のどちらを思いますか?
・8時間も勉強してよく頑張ったなあ、ゆっくり休もう
・8時間しか勉強できなかった、もったいないことしたなあ(焦)
この感覚の違いが努力の基準に差があるという状態です。
トップ層の受験生で一日8時間しか勉強していなければ、
無駄に時間を使ってしまったと本当に後悔します。
はっきり言って、自分なりに頑張っているという程度では受験では一切通用しません。
受かる受験生も受からない受験生もどちらもほとんどの場合、勉強はしています。
ただ単に受からなかった生徒は、努力の基準が低すぎただけ
というのは本当によくある話なので
「受験生なら毎日限界まで勉強するのは当たり前」
「起きている時間はすべて勉強に費やしている」
というレベル感まで引き上げて、勉強している状態を当たり前にしましょう。
以上、
「合格できる受験生の特徴」でした。
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是非チェックしてみてください。
それでは次回の投稿でお会いしましょう!
ではまた!!!!!!!!!!